同じビル内移転でオフィスB工事適正査定依頼 全てB工事の指定業者の発注金額に驚愕
最強S不動産を相手に奮闘しました!
概要
賃貸人 | S不動産株式会社 |
指定業者 | S不動産株式会社 |
賃借人 | 株式会社サイバーバズ |
建物名称 | 渋谷Iタワー |
賃借面積 | 795.41㎡/240.61坪 |
エリア | 渋谷区 |
原状回復実績
スタート金額 | 38,500,000円 |
合意金額 | 31,350,000円 |
削減額 | 7,150,000円 |
削減率 | 19%(小数点第一位四捨五入) |
(総額表示)
クライアントからのコメント
同じビル内で、7階から18階への移動の為の入居B工事(原状変更)
入居先のフロアは、デザインも重視したため高額になることは覚悟していましたが、ここまで高額なるとは思いませんでした。しかもパーテイション・クロス・タイルカーペット・OAタップなども含めて家具什器備品以外の全ての工事が、全面的に指定業者B工事でした。
弊社サイバーエージェントグループで多くの原状回復や入居B工事コンサルを依頼している一般社団法人RCAA協会会員株式会社スリーエー・コーポレーション(以下、3AC)にB工事適正査定を依頼したとろ、特に内装工事単価が上がっており、電気・空調換気・防災設備も過剰な人件費(人工)になっていることが分かりました。しかし、入居日が迫っており発注期限ぎりぎりで協議したところ、最強S不動産も多少ですが減額に応じてきました。
それでも実行予算をオーバーです。3ACの堀田さんに「入居工事の単価は退去する時の原状回復の基準単価となります」と言われ厳しい交渉が予想されました。 それでも最強S不動産相手に715万の値引きでスピーディーに解決していただき、パワーオブアットニー(代理人の力)を目の当たりにしました。本当にありがとうございました。
削減サポートを行ったコンサルタント紹介
コンサルタント 堀田 猛
【店舗展開の内側も外側も商業施設のエキスパート】
商業施設の企画・誘致・設計・施工に数多く携わり、資産区分(工事区分)の策定のエキスパート。
現在は、原状回復・B工事適正査定員としてコンサルチームの統括リーダーを勤める。業界でのサイバーエージェントグループの原状回復・B工事査定実績は知る人ぞ知る実績である。
執筆者 萩原大巳よりワンポイントアドバイス
2018年以降、持続可能な社会「SDGs」を目指すことは世界の潮流となりました。先進国においては、GX(グリーントランスフォメーシヨン)がビルオーナーの責任とされ、省エネ環境対応型インテリジェントビルに移行しつつあります。(大手デベロッパーの動向)
このトレンドは、日本において入居工事の全面工事指定・原状回復の全てを指定するいびつな構造になりつつあります。
スーパープレミアムビルの工事費用は一般的入札業者の費用と比べ3倍以上です。賃貸契約を締結する前に、入居工事、原状回復まで詳しい専門家(ワークプレイスストラテジスト)に相談してNewワークプレイスを検討して下さい。B工事も原状回復も国際会計基準(IFRS)では資産除去債務の対象です。
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