クライアント紹介、移転先B工事適正査定を依頼した経緯
クライアントは(株)サイバーエージェント(以下、CA)、インターネット総合メディアとして時価総額は電通を超える日本を代表するインターネット企業です。そのコア事業「ABEMA」のヘッドオフィスの移転先B工事適正査定の実例です。
株式会社スリーエー・コーポレーション(以下、3AC)とはアメブロのヘッドオフィスの原状回復適正査定で50%削減実績を叩き出し、それ以降ウマ娘などの大ヒットを世に出したCAグループ、CAモバイルなどグループ企業に数多の実績があります。今回も3ACにB工事適正査定を依頼する事にしました。
(オフィス移転プロジェクト統括役員よりヒアリング)
最後までの詰めに強い入居B工事コンサルは、強敵の次の一手を読んでいる!
不動産業界最強のS不動産は、VECDも懸命にやりましたがなかなか適正価格にしてくれません。次善の策は徹頭徹尾『ミエルカ』です。
仮設、直接建築工事、直接設備工事、ソフト(データ書き替え)工事、諸経費に分類し建築資材と労務費、施工管理費、粗利益をミエルカしました。
近隣芒種の指定業者価格と比較検討、歩がりまで積算し、粘りに粘ってやっと実効予算に収めました。合意金額は9億2,880万円、初回見積13億7,720万円より4億4,840万円削減、削減率は32.6%となりました。
契約概要
賃貸人 | S不動産株式会社 |
管理会社 | S不動産株式会社 |
指定業者 | S不動産株式会社 |
賃借人 | CA(株式会社サイバーエージェント 代表取締役 藤田晋 様) |
建物名称 | S不動産宇田川町計画 Aタワーズ |
所在地 | 東京都渋谷区 |
賃借面積 | 5772.4坪 |
実績数値
初回見積金額 | 約13億7,720万円(千円単位四捨五入)※オフィス・その他施設含む金額 |
VECD金額 | 10億2,075万円 |
合意金額 | 9億2,880万円 |
削減額 | 4億4,840万円 |
削減率 | 32.6%(小数点第二位四捨五入) |
適正査定金額 | 目標ターゲットプライス:8億6,000万円〜9億2,500万円 |
(全て総額表示)
担当責任者様からのコメント
ABEMAオフィス移転プロジェクトで移転先のB工事費用が13億超えの高額なってしまい、実行予算オーバーでした。PM(オフィス移転プロジェクトマネージメント)をお願いしている設計事務所に依頼しVECDにより10億近くの金額までなんとか下げました。これで限界かと思いましたが、未だ実行予算に収まりません。協議相手は日本一手強いS不動産です。
そこでCAグループの原状回復・B工事適正査定している3ACの査定員堀田さんに相談しました。アドバイスを受けたところ、短期間でさらに9,195万円の減額になりました。
これも高い技術力と経験に裏打ちされた現場力の賜物と感謝しております。
削減サポートを行ったコンサルタント紹介
コンサルタント 堀田 猛
【店舗展開の内側も外側も商業施設のエキスパート】
商業施設の企画・誘致・設計・施工に数多く携わり、商業施設コンサルタントおよび不動産・建築分野で「皆様のかゆいところに手が届く」をモットーに活動中。商業施設の「内装監理室」運営のエキスパートであり、施設側として資産区分(工事区分)の策定をしていた経験から、現在は原状回復・B工事コンサルタントとしてCAグループ・Benesseグループ、テクノマトリックスグループ、他優良クライアントより信頼が厚い大型ワークプレイスの取りまとめを得意としている。原状回復・B工事適正査定は天職である。
執筆者萩原 大巳よりコメント
AVEXの原状回復コンサルティングの大詰め、モバイルニュースに思わず釘付け、AVEX、CAを処分予定先とする第三者割当52億円で350万株取得。CAは筆頭株主、持株比率12.25%。これで、映像配信、音楽ストリーミングサービスとデジタルシフトしているAVEX、ABEMAでモバイルでもTVでもいつでも何処でも観られるデジタルとリアルを融合させた日本初の総合メディア誕生を予感した。
CAグループ、AVEXグループは私達の大切なクライアントです。良縁を感じました。
YouTubeで解説
■ 英語Ver. 外資系オフィス移転責任者必見「ABC工事区分」B工事とは?
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■ 実例「エイベックス」